このブログでは「好きなことをやっていて、結果的にそれで収入が発生する状態」を理想としているわけですが。
そもそも「自分が何をやりたいのかわからない」という人が多いんですよね。
それを「自分と向き合って探しましょう」というわけですが。
ここでヒントになるのは、過去に自分が好きだったことです。
特に、「人に見つかったら恥ずかしいから、隠れてやっていたこと」とか「誰にも見せずにやっていたこと」ですね。
この際、出来るだけ「見つからないでいたい」と思っている方がいいかもしれません。
これらは、「何の対価もないのに、好きだからやっていたこと」ですよね。
「誰かに評価してもらう」とかもないどころか、見つかりたくないのにやっているわけだから、よっぽど好きなことなわけです。
わたしの場合は、子供の頃に少女マンガ風味の女の子キャラを描いたりしてました。
これは、誰にも見せなかったんですよね。
で、自分の中で物語を作ったりしてました。
男の子が女の子になって、女神様になる物語。
その女神様は女性性のかたまりのような存在で、とてもとても女性らしいのです。
…と、ここまではいいのですが、物語の中で女神様は傷つけられて、とてもつらい思いをするのです。
さらに、女神は処女性を保つために恋愛禁止だったという。
おそらくは、これはわたしの深層心理そのもので。
「女神様」はわたしの本当の姿で、「女になってはいけない」という抑圧が「傷つけられる」という形であらわれたのでしょう。
恋愛禁止も、自分の中の抑圧なんでしょうね…
最近になって物語を書き換え、「素敵な恋をして幸せになって、めでたしめでたし」にしておきました(笑
こういう創作って、自分のコアの部分からのメッセージなのかもしれません。
こんなわかりやすい形の話でなくても、「このジャンルの本が好きで、隠れて読んでいる」とか。
わたしは自己啓発本が好きでしたが、あまりこういうのを読んでいると思われなくて、隠れて読んでいました。
あとは、別に隠しているわけでもなく、ネタにしていなかっただけなのですが、歴史好きで歴史番組ばっかり見てました。
こういう「他人は関係なしに好きでやっていること」は本当に好きな可能性が高いです。
まぁ、昔の趣味をだらだらと惰性でやっているとか、そういう可能性もありますが、そのへんは自分でわかるはずかなぁと。
こういう「隠れてやっていたこと」を探してみると、自分のコアの部分が見つかるかもしれません。
ただ、隠れてやっていたことだけあって、抑圧されたもので、自分であんまり認めたくないことかもしれませんね。
その場合は、じっくり向き合って、抑圧を解いていくことも重要です。