なぜだか知らないけど、世間は「働いていない空白期間」をやたらと嫌いますよね。
空白期間って、深みのある人間になるためには必要なものだと思うんですよね。
たとえば引きこもり。
悪いようにとらわれがちですが、それだけ自分と向き合っているということだと思うんですよ。
もし空白期間に遊びまわっていたとしても、それだけ見聞を広げているわけです。
これはこれで無駄じゃなく、必要なものだと思うのです。
人間、時には全てから解放された上で「さあ、何をやろう」と考える時期も必要なんじゃないかと。
そうすることで、クリエイティブな力が養われると思うんですよ。
それなのに、常に仕事をしていることが当然で、それこそ定職についてずっと同じ仕事をすることが良しとされているのは、不思議でなりません。
たとえば、色んな職を転々としている人のほうが、色んな体験をして、広い視野で物事を見れるんじゃないかなーと。
まぁ、企業が空白期間を嫌うのは「滞りなくきっちり働いてくれそうな人材が欲しい」ということなんでしょうけどね…
企業側としたら、きっちり続けている人を優先したくなるわけですからねぇ…
でも、それは企業側の評価であって、我々個人はそんな評価をする必要はないと思います。
だから、空白期間があるからといって、自己評価を落とすことはないと思います。
わたしは、空白期間は、人として必要な期間だと思います。
もしそのせいで「現実として企業に雇われるのが不利」というのであれば、わざわざ不利なところにいかずに、自分に有利な場所を探せばいいのです。
空白期間があるからこそ有利な場所がきっとあるはずです。